再発に対する治療HIFU

前立腺全摘術後の膀胱・尿道吻合部に再発した患者さんに対するHIFU

現在でも、前立腺癌の多く約80%は根治的前立腺全摘術と言う手術が行われています。方法はお腹を切る従来からの方法と腹腔鏡下前立腺全摘術と言って、お腹に1~1.5cmほどの穴を4~5個あけて行う方法があります。しかし、これらの手術の場合でも、約20%の方が1~5年に再発してきます。これらの患者さんに対しては、ほとんどの場合、放射線療法や内分泌療法が行われてきました。このうち稀に、吻合部再発といって手術で前立腺を摘出したあと残った膀胱と尿道を繋げてまた尿道から尿が出るようにしますが、その繋げた吻合部(ちょうど摘出した前立腺との境界部分)に癌が再発してくることがあります。この様な場合、これまではほぼ100%再発してきた吻合部の腫瘍に対して放射線療法がおこなわれてきました。骨やリンパ節などの前立腺から離れた部位に遠隔転移がなく、吻合部の針生検で癌がその部分にあることが証明された患者さんにかぎりますが、HIFUが可能です。  これまでに4例にHIFUを行いました。そのうち2例(50%)はこれまでのところ効果が認められています。

1. HIFU前の膀胱尿道吻合部の超音波画像

2. 症例のHIFU前後のPSA変化

前立腺全摘術後、PSAは0.56ng/mlまで低下しましたが、その後徐々に上昇、3.08 ng/mlの時点で生検したところ癌が認められたため、HIFU施行。施行後2年半経過したが、PSA値は0.02 ng/mlと低値を維持している。

3. HIFU前後の顕微鏡写真

HIFU前には、Gleason score 3+3=6の癌細胞が認められたが、HIFU後は癌細胞は消失し、線維化のみとなっていた。

HIFU治療他詳細は以下からご覧ください

お問い合わせ:042-649-1528

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